亀田親子 ― 2007年10月18日 23:41
亀田大毅選手が、チャンピオン内藤大助選手の家を訪問し、謝罪をしたそうだ。日本ボクシングコミッション(JBC)を訪れ、その後、記者会見場に姿を現した翌日のことだ。
世界選手権という闘いの場を汚すような振る舞いだった――
JBCは、大毅選手に1年間のボクサーライセンスの停止処分、父親でセコンドを務めていた史郎トレーナーに無期限のセコンドライセンス停止、兄でWBAライトフライ級前王者の興毅選手にも厳重戒告の処分を下していた。
そこで思い出した本があった。
まさしく、なぜ「暴力」である「殴り合い」がそのリング上でだけ「合法」とされるにいたったのか、との素朴な疑問である。
いかにも大英帝国の貴族の兎狩りなどの趣味を合法化するのと軌を同じくしていたようだ。正確な記述を忘れたが、その素朴な疑問に向き合っている筆者の存在を知った本である。
著者の松井良明さんは奈良工業高等専門学校准教授という肩書きで、スポーツに関する著述がある。
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